12月4日(水)長岡赤十字病院 緩和ケア科部長 佐藤直子先生をお招きし、ご講演いただきました。
演題:「自分らしく行きたい、自分らしく逝きたい ~ 素敵な最期の迎え方 ~」
超高齢化社会に向かい、安心して最期の時を迎える「看取り」の場が不足するということが、社会全体の大きな課題となっています。終末期医療への対応、ACP(アドバンスケアプランニング)の重要性、日赤緩和ケアチームの活動の実例等をご講演いただきました。
ACPとは患者・家族・医療従事者の話し合いを通じて、患者様のこれからの医療・ケアの目標等を明確にするプロセスのことです。緩和ケアチームの皆さんが「患者様に寄り添いたい」、「想いに応えたい」、そういう気持ちを持って患者様と向き合っていることを感じました。
私たちはグループミッションである「あらゆる健康を支え、人生の質を高める。」を体現するため、初心にかえって患者様の気持ちに寄り添い、また在宅での終末期医療を必要とされる方が多く増えてくる中、薬剤師として対応できる知識とスキルを積極的に学んでいく必要があるとあらためて感じました。